永住取得は難しい?永住許可率の話。

永住者になるために「永住許可」をとるのは、簡単か?難しいか?について。

結論から言うと、許可を得るのが、以前よりも難しくなってきているようです。

永住許可申請に対する許可率は次のとおりで(法務省 出入国管理統計表 参考)、各許可率の公表日は、2008年6月30日⇒2012年6月29日⇒2013年7月1日です。

全国入国管理局総計 85.9%⇒72.7%⇒68.9

東京入国管理局管内 85.4%⇒71.5%⇒65.3

東京入国管理局管内では、直近5年間で、許可率が20%も下がっています(驚き)。

永住許可は、今後も末永く日本に住む為の許可で、ビザ更新の必要がなくなります(ただし在留カードの有効期限があるので、在留カード更新は必要です)。

そのため、他のビザよりも厳しく審査されることは当然なのですが、日本は永住者を増やしたくないのか?!というと、そうでもありません。

2012年5月から『高度人材ポイント制』が始まっています。

入国管理局webサイト「高度人材ポイント制による出入国管理上の優遇制度」

http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_3/

高度人材ポイント制では、高度人材と認められた方には、入国管理上様々な優遇措置がとられます。その優遇措置の一つに、

「永住許可申請要件のひとつである、在留期間要件を緩和する」

というものがあります。高度人材と認められてから4年6か月経てば、永住許可申請を受け付けてもらえるのです(:あくまで申請受理で、許可は約束されていません)。

永住許可の審査は厳しくしつつも、優秀な人材が日本に留まることを優遇することによって「日本をもっと良い国にしよう」ということでしょう。

「高度人材」と認められれば、永住申請要件の緩和以外にも、在留期間一律5年が許可されたり、小さなお子さんの世話を見てもらうために国の親ごさんを呼び寄せたり、配偶者も制限なく働くことが出来たり、色々とメリットがあるのです。

ですが、いまいち、この制度の利用が進んでいないようです。

それは、わざわざ高度人材とならなくても、そのうち就労ビザで許可5年もらえそうとか、更新の時にも高度人材でいる必要があるのは大変とか、様々理由はあるでしょうが、揃える書類が多い!というのも制度が浸透しない理由かもしれません。

しかし一般的な永住許可申請の場合でも、「日本に永住したい!」という気持ちを証明するため、日本でのお仕事や生活の様子などが分かるような、様々な書類を提出する必要があります。

永住許可申請をされる皆様は、ある程度の長い期間、きちんとした在留資格で日本で暮らしている方がほとんどです。ですが、永住許可は他のビザよりも、そして以前よりも、審査が厳しくなっています。

私達行政書士がお手伝いさせて頂く場合は、申請に必要な書類を殆どもれなく提出しますので、結果が出るまでの審査期間も、比較的短くなる場合が多いです。

できれば一度目の申請でビシっと永住許可を得られるよう、きちんと考えて申請しましょう。

詳しくは→「荒巻陽子行政書士事務webサイト」をご覧ください